ベランダ防水工事、バルコニーの防水工事とは?
マンションのバルコニーやベランダの防水工事は、基本的に足場が必要となるため大規模修繕工事の際に合わせて行うことが一般的です。
また、工事中にはベランダ内の私物は全て撤去していただく必要があり、立ち入りが出来なくなります。なので、住民への説明や撤去依頼、場合によっては撤去物の一時保管場所設置なども必要になるでしょう。
少し億劫に感じてしまいそうですが、防水工事は雨漏りや建物の劣化を防ぎ、景観保持にも非常に必要な工事です。
新築・改修・防水工事(下地処理・塗装・補強)
マンションのバルコニーやベランダの防水工事は、基本的に足場が必要となるため大規模修繕工事の際に合わせて行うことが一般的です。
また、工事中にはベランダ内の私物は全て撤去していただく必要があり、立ち入りが出来なくなります。なので、住民への説明や撤去依頼、場合によっては撤去物の一時保管場所設置なども必要になるでしょう。
少し億劫に感じてしまいそうですが、防水工事は雨漏りや建物の劣化を防ぎ、景観保持にも非常に必要な工事です。
「ウレタン塗膜防水工法塩ビ防滑シート貼り工法」と言い、FRP防水に比べて費用も安く、一般的に行われる防水工事です。こちらは、塗料の匂いが非常にきついため住民の方、特にお子様などへの十分な配慮が必要です。
防水工事の中でも比較的多く用いられる工法です。軽量ですが、耐久性は抜群で屋上の駐車場などにもよく使われています。作業工程もそれほど複雑でないためベランダ防水であれば2日ほどで完了することが出来ます。
シートを引いて接着し、水の浸透を防ぐことで防水効果を発揮する工事です。費用も比較的安く耐久性にも優れていますが、広範囲に一気にシートを張って施工することを得意としており、複雑な形状の狭い場所や、凸凹した地面には不向きです。
アスファルトを流し込んで施工する方法です。こちらは、アスファルトを流し込むため新築時の屋上に向いている工法です。
以上の内容から、バルコニー防水工事には「ウレタン防水」、「FRP防水」が向いていると言えます。
防水工事の耐用年数は10年~アスファルト防水であれば20年ほどと言われています。しかし、一度防水工事をしたからといって、10年放っておいても大丈夫というわけではありません。
日々の雨風に打たれ、ひび割れなどから雨が浸透していくことでどんどん防水機能は低下していってしまいます。そこで、数年単位でのトップコート塗り替えなどを行うことにより施工時の機能を最大限に維持しておくことで、大規模な防水工事は10年~15年おきで済ませることが出来ると言えます。
ベランダやバルコニーの防水工事は屋上の防水工事とは違い、足場が必要であったり住民の住居への影響も大きいです。工法によっては、塗料の匂いが不快となる人や、私物の撤去も非常に大変な場合があります。
しかし、防水機能の低下により雨漏りや災害時の避難でトラブルにならないよう、点検などには気を配る必要があるでしょう。