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ビルの屋上メンテナンスの必要性や業者に依頼する際のポイントを解説

お知らせ 2025年07月14日

ビルの屋上メンテナンスの必要性や業者に依頼する際のポイントを解説

ビルの屋上は、日々の風雨や紫外線にさらされているため、建物の中でも特に劣化が進みやすい場所です。

 

防水層のひび割れや排水不良を放置すると、雨漏りや内部構造の腐食につながり、大きな修繕費用が発生する可能性もあります。
そうしたトラブルを未然に防ぐためには、定期的な屋上メンテナンスが不可欠です。

 

今回の記事では、ビルの屋上メンテナンスの重要性や点検項目、さらに専門業者に相談・依頼すべきケースなどを解説します。
ビルの屋上メンテナンスの方法を知りたい方や、依頼できる業者をお探しの方はぜひ参考にしてください。

 

ビル屋上のメンテナンスの必要性

ビルの屋上は、日常的に目が届きにくい場所でありながら、風雨や紫外線、気温の変化など外部環境の影響を最も受けやすい場所です。

 

そのため、屋上部分の状態を適切に管理することは、建物全体の健全性を保つうえで非常に重要です。
メンテナンスを怠ると、結果的に多大な修繕費用や工期を要することにもつながり、建物にも影響を及ぼしかねません。

 

また、そうした問題はテナントや利用者、入居者の快適性や安全性にも影響を与え、建物の価値や信用を損なう要因にもなり得ます。
長期的な視点でビルを維持・管理していくためには、屋上の定期的な確認と適切な対応が不可欠です。

 

ビル屋上のメンテナンス方法

ビル屋上のメンテナンス方法

ビル屋上の主なメンテナンスを「清掃・点検」「屋上防水の補修・更新」に分けて解説します。

 

清掃・点検

屋上の清掃・点検は、ビルの基本的かつ重要なメンテナンス作業です。
屋上には落ち葉や土埃、ごみなどが溜まりやすく、排水口が詰まると雨水がたまり、漏水の原因となる恐れがあります。

 

定期的な清掃により排水機能を正常に保つことが、トラブルの予防につながります。
また、苔や排水口に雑草の発生防止といった面でも効果的です。
点検では防水層のひび割れや膨れ、コンクリートの劣化、金属部のサビ、シーリングの破断などを確認します。
異常の早期発見により、被害の拡大を防ぎ、補修費用を抑えることも可能です。

 

さらに、屋上に設置された設備(アンテナ、空調機器など)の状態のチェックも重要な点検項目です。
ビルの屋上は基本的に人が立ち入らないため、劣化や破損に気づきにくく、計画的な点検体制の整備が求められます。

 

屋上防水の補修・更新

屋上防水の補修・改修は、建物を雨水から守るために欠かせない重要なメンテナンスです。
防水層は時間の経過とともに劣化し、ひび割れや浮き、剥がれが生じると、防水性能が低下して雨漏りの原因になります。

 

そうしたトラブルを未然に防ぐためには、定期的な状態確認と、必要に応じた補修や全面的な防水層の改修が必要です。
軽微な劣化であれば部分的な補修で対応できる場合もありますが、全体的に劣化が進んでいる場合は防水層の全面改修をする必要があります。

 

防水工法や材料は、屋上の構造や使用環境に応じて選定され、ウレタン防水、FRP防水、シート防水(塩ビ・ゴム)、アスファルト防水などが一般的です。
各工法は施工方法により耐久性、施工性、コスト面に違いがあるため、建物に最適な方法を見極める必要があります。
定期的な補修・改修により、建物の状態が保たれ、大規模な損傷や費用の発生を防ぐことができます。

 

屋上メンテナンス・点検を業者に依頼するべきケース

屋上メンテナンス・点検を業者に依頼するべきケース
屋上の状態が目視で判断できない、あるいは異常の兆候が見られる場合には、専門業者に点検を依頼することが望ましいです。

 

例えば、雨漏りの発生や天井のシミ、室内のカビ臭さなどが確認された場合、それは屋上の防水機能が低下している可能性があります。

 

また、防水工事を実施してから10年以上が経過している場合も、劣化が進んでいる可能性があるため、専門的な点検が必要です。
排水口の詰まりや水たまりの発生が見られる場合も、排水機能の不具合や勾配不良が疑われます。

 

加えて、強風や地震、積雪などの自然現象が発生した後は、目に見えない損傷が生じているケースもあるため、念のための点検が推奨されます。
建物のオーナーや管理者が自力で判断・対処するのは難しいため、その分野に精通した専門業者による診断とアドバイスを受けることで、早期発見・早期対策が可能になります。

 

業者に依頼する際のポイント

屋上メンテナンスや点検を業者に依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。

 

まず重視すべきは防水や建物維持に関する専門性と技術力です。
豊富な知識とノウハウがある業者でなければ、的確な診断や適切な対処はできません。
そのため、業者の施工実績や経験は重要な部分で、経験や実績が豊富な業者であれば、安心して任せられるでしょう。

 

また、調査から報告・見積・施工・アフターフォローまで一貫して対応できる業者であれば、連携もスムーズでトラブルのリスクが少なくなります。

 

なお、相場よりも極端に安い金額を提示する業者には要注意です。
施工の質が低かったりコスト削減のために質の低い材料を使用していたりする恐れがあり、結果的に再施工や早期劣化につながるリスクもあります。
価格だけでなく、総合的な信頼性とサービス品質で業者を選びましょう。

 

ウォータータイト工業について

ウォータータイト工業について

ウォータータイト工業は、創業43年の実績と経験を活かし、神奈川県および東京都(大田区・世田谷区など)を中心に、建物の改修工事・維持管理を行っている専門企業です。

 

外壁や屋上、共用部、階段、バルコニーなどの補修をはじめ、防水工事・塗装工事・剥離・補強といった専門性の高い施工にも幅広く対応しています。
公共施設からマンション・ビルまで、多様な建物に対応できる柔軟性と技術力が強みです。

 

遮熱タイプの防水保護塗料や 遮熱・遮音に優れた「GAINA」など最新技術・材料も積極的に採用しており、機能性と快適性を両立する高品質な改修工事のご提案も可能です。
施工から管理までをすべて自社で一貫して対応しており、工期の短縮・コストの最適化・品質の安定化を実現しているのも当社の強みです。
お客様のご予算や建物の状態、将来的な計画にあわせた最適なご提案をしておりますので、安心してお任せください。

 

安心の長期保証制度も整えておりますので、屋上メンテナンスをはじめ、修繕・改修をご検討中の方は、ぜひウォータータイト工業にご相談ください。

 

ウォータータイト工業の屋上防水工事の詳細はこちら

 

ビル屋上のメンテナンスは重要

ビルの屋上は風雨や紫外線の影響を受けやすく、劣化が進行しやすい箇所です。
定期的なメンテナンスを行わないと、雨漏りや内部構造の損傷といった深刻なトラブルを招き、高額な修繕費用が発生する可能性があります。
清掃や点検、防水層の補修・改修を計画的に実施することで、建物の長寿命化と価値の維持が可能になります。

 

なお、異常の兆候が見られる場合や築年数が経過している場合は、専門業者に早めに相談することが重要です。
業者選びでは、専門性・実績・対応力のある会社を選定し、価格だけでなく品質やアフターサポートも含めて総合的に判断しましょう。

 

 

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