川崎市宮前区にあるマンション屋上防水工事
屋上・バルコニー工事 2023年10月31日川崎市宮前区にあるマンションの屋上防水工事のご依頼を頂きました。
前回の防水工事から10年以上経過していることから防水の経年劣化を確認しました。
屋上は、定期メンテナンスや点検をしない限り見る機会は非常に少ないと思います。
屋上の防水の保証は10年です。前回の屋上防水工事から10年経過の際は、安全面でご無理のないところで屋上を見ることができれば状況を知るきっかけとなります。
屋上にエアコンの室外機などを設置している場合は、屋上の状況と合わせて室外機のまわりの状況もご確認頂いた方が良いこともあります。
※ある建物でオーナー様が、室外機を新しいものに交換した後、漏水が発生したことがありました。調査をした結果、エアコン室外機の冷媒管カバーの隙間から室内へ漏水したことが分かりました。マンション、アパートの屋上にある室外機の設置状況も点検の際はご確認頂くことをおすすめ致します。
こちらのマンションでは屋上の各所にエアコンの室外機がありました。
こちらでは屋上防水層の状況から、ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)で施工しました。
1,プライマーを塗っていきます。
2,通気緩衝シートを張付けていきます。
こちらのシートには通気層があり、現状の防水層に湿気(水分)があれば通気層を通って脱気筒から外気(空気中)へ脱気させる工法となります。
3,通気緩衝シートへジョイントテープ張り
4,端末テープ張り
通気緩衝シートの端部(端っこ)にテープを張付けます。
5,脱気筒設置
通気緩衝シートの通気層に脱気筒を設置していきます。
6,通気緩衝シートに脱気筒設置
7,ジョイントテープ張付け部へウレタン塗膜防水を塗っていきます。
8,立上り・平場へウレタン塗膜防水を塗っていきます。
9,全体にウレタン塗膜防水を2回塗りして乾燥後、後日にトップコート(保護塗料)を塗っていきます。
10,トップコート(保護塗料)を全面に塗りました。
【今回の内容】
・高圧洗浄
・ウレタン通気緩衝工法
プライマー塗り
通気緩衝シート張付け
ジョイントテープ張り
端末テープ張り
脱気筒設置
ウレタン塗膜防水2回塗り
トップコート塗り
ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
屋上防水工事は、建物により防水の工法が異なります。
施工店によっても防水の工法は異なります。
また、防水の工法は多岐にわたりますので、
日々情報収集し、お客様の問題解決に日々取り組んでおります。
同じ現場は一つとして無いことから、ご依頼のたびに現場から、お客様から学ばせて頂いております。