新築・改修・防水工事(下地処理・塗装・補強)

改修工事の種類

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改修工事は、元の水準まで回復させる修繕工事や新しく作り替える改装工事とは違い、原状回復を含めてその機能をレベルアップさせる工事を言います。

例えば、年々頻繁に訪れる地震に対応して耐震強化を行ったり、その時の建物の状態に合わせて防水工事を行うことで建物の安全を修復・強化させます。建物はどんどん老朽化が進むものなので、定期的なメンテナンスに加えてその時の状況に合った施工が必要とされています。

一概に改修工事と言っても建物の場所や用途に合わせた様々な工事があります。基本的な工事として、大きく3つに分けてご紹介します。

外壁修繕、防水工事

マンションの外壁塗装

外壁の修繕には「部分補修」と「全面修理」があります。壁にある小さなひび割れやサビは部分的に補修することができ、全面的な塗装やサンディング補修などリフォームレベルの工事も含みます。

壁の修繕は、外観維持だけでなくひび割れによる雨の内部浸透などにも効果的です。この防水対策については、防水工事として「浸透性塗膜防水」「透明外壁防水材加工」「屋上防水工事」などがあります。

屋上やベランダなどは、水が溜まりやすく防水対策として非常に重要な場所ですが、意外と気付きづらいのが壁の防水対策です。毎日、目にしている分変化に気付かなかったり、多少のひび割れでは気にならない場合が多いでしょう。

特に建物の隙間を充鎮している「コーキング」は、外壁よりも寿命が短いため、注意が必要です。

塗り床、塗装工事

GAINA塗装工事

塗り床(ぬりゆか)という言葉はあまり聞き馴染みが無いかもしれませんが、主に生産・製造現場の床に使用されることが多く、その床に適した塗装剤を用いて職人の技術で床を塗装する工事を言います。

水を多く扱う飲食店や工場、雨の影響を受けやすい屋上やベランダなど、さまざまな場所に用いられます。耐久性に優れており、定期的な塗り替えのみで建物を守ってくれる施工方法です。

そのほかの工事

先に紹介した2種類に当てはまらないもので、例えば「エレベーター」や「宅配ロッカー」、「駐車場」などの設置や解体、修繕作業も建物には必要不可欠となってきます。

まとめ

建築基準法にて定められている「築後10年を経過した、外壁がタイル貼りなどのマンションは3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要がある。」との内容から、12年周期で大規模改修工事を行うことが一般的に多いとされています。

しかし、部分的に改修や修繕が必要となる場面が出てきます。特に雨風に日々触れている外壁や屋上、ベランダなどは劣化が進みやすいため、定期的に点検を行い、必要であれば改修工事や防水工事を行うことも検討する必要があるでしょう。

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